飲食店開業には食品衛生責任者と防火管理者資格がマスト!

飲食店を開業するためには必要な手続きや資格があります。絶対に取得しなければならない資格となるのが食品衛生責任者と防火管理者です。調理師免許は必ずいる資格ではなく、上記の資格を取得しなければなりません。その他の手続きとしましては、保健所・消防署・警察署・税務署・労働基準監督署・公共職業安定所・社会保険事務所などに届け出を出さなければなりません。営業の形態によって必要のない届け出もありますが、どんな方法で営業を行なうかを決めてから届け出をしましょう。特に従業員を雇う場合とそうでない場合、深夜に営業してお酒を提供する場合なども届け出をしないといけませんから営業を開始する数ヶ月前から準備を始めましょう。

そして、新規に始める場合の費用になりますが、こちらも営業の形態や規模によって異なってきまして個人で小規模で行なう場合は1000万円前後と考えていれば良いでしょう。物件取得のための費用から始まりまして、内外装工事や備品の購入などの店舗投資が費用の大半を占めています。細かい内訳にしますと物件取得は保証金・礼金・仲介手数料・前家賃などが必要となり、店舗投資は厨房機器費・看板施行費・内装の設計費・店舗クリーニング・広告宣伝費・備品費などが当てはまります。